社長よりご挨拶
- ”農機具屋”として
- お助け隊
- 6次産業の創造
株式会社マツシマは終戦の翌年、昭和21年(1946年)に創業しました。
戦後の復興期と人口の急激な増加で、伊那谷のあちらこちらで水田の開墾事業が行われると同時に、農業の近代化と生産性の向上を求められる時代が続きました。
さらには新たな作物の生産や果樹の生産、家畜の生産といった農業の多様化が続きました。
そんな中、当社は農業機械の販売とサービスを通じて、地域の農業発展の一翼を担ってきたと自負しています。
しかし残念ながら、近年では後継者不足が深刻化し農業従事者の平均年齢は66.8歳と高齢化の一途をたどっています。めまぐるしい経済発展は伊那谷の人々に生活の変化をもたらしました。工場などへ勤めに出る生活が一般化する一方で、農業は置き去りにされた格好です。
特に平成に入ってからの当社は、時代の要請とニーズに合わせた多方面への営業展開を行ってきました。農業機械から建設機械へ、上下水道の工事からご家庭のリフォーム、工場やビル・公共工事の給排水・給配管工事、ソーラー発電事業といった事業展開が主な内容です。
しかし、マツシマはいつの時代であっても”農機具屋”であると常々自覚をしています。農業に携わる方々が高齢ならば「もっと楽な機械、操作しやすい機械」を。家庭菜園などのホビー農業を楽しまれる方には「もっと手軽で楽な機械」を、といった具合に農家や農業をされる方に寄り添う会社であることが基本であると考えています。
ですから、農家の方が楽になって助かることならばどんどん事業展開をしていこうと思っています。それを”お助け隊”というキーワードに置き換えて、現在社員とも考えているところです。
例えば、持っている土地を高齢で耕せないのなら他人に貸してしまわないで”お助け隊”が耕作する。国は政策として大規模に集約してやれと言うが、山間部では現実には出来ない。しかも土地は自分で守ってこその土地だと思うので”お助け隊”が事業で出来ないか等と考えています。そうすれば今の荒廃した農地も数年後には有機農地に生まれ変わることもできると思うのです。
今後の農業の可能性を、皆さまと共に考えていきたいと考えています。
農家が作ったものをただ売ることだけをしていては利益の増加は見込めませんし、生活も向上しません。
「作って」→「加工して」→「流通させて売る」ことを6次産業化と言います。農業は1次産業で、食品加工は2次産業、流通販売が3次産業なので、その全てを一貫して農家がやることを1×2×3=で6次産業という訳です。
そうすれば安全安心なモノづくりも行えますし、地域ブランドの創出もできる。そして何より農家の収入が上がる。是非、マツシマが取り組みたい課題だと思っています。
創業から70数年、そしてこれから先の70年後へ向けても農機具屋が何をできるかを、農家の皆さまと共に模索していきたいと考えています。
平成30年4月 株式会社マツシマ 代表取締役社長 小林 誠
商 号 | 株式会社 マツシマ |
設立年月日 | 昭和21年4月1日 |
資 本 金 | 30,000千円 |
役 員 |
代表取締役会長 小林 弘人 代表取締役社長 小林 誠 |
取 引 銀 行 | 株式会社八十二銀行箕輪支店 |
登 録 | 農林省認可 長野1113号 検査工場認可 長野労働基準局長36号 整備工場認可 長野県知事A級総13号 自動車整備工場 新潟陸運局認証第20779号 建設業許可 管水道・土木施設工事業 長野県知事許可(得-24)第868号 古物営業用の規定に基づく表示 ①会社名:株式会社マツシマ ②許可公安委員会名:長野県公安委員会 ③許可証番号:第481236300144号 |
住 所 |
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農業・汎用機械販売整備 | 本田技研工業特約店 三菱農業機械代理店 |
建設機械販売整備 | 日立建機株式会社 石川島建機株式会社 新キャタピラ三菱株式会社 |
管・水道設備、機械設備 | 冷暖房・給排水・空調・浄化槽・上下水道・機械設備工事、設計施工 |
建機リース | バックホー・発電機他 |
車両販売・整備 | 国際自動車 |
太陽光発電システム・ 蓄電池販売施工 |
カナディアン・ソーラー・ジャパン株式会社 |